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萌だより

2021/5/01

【研修】職員間で褒め合うことの大切さ。

令和3年4月

 

今日は、入社1年未満の職員との

『階層別研修』を行いました🖊

 

今回のテーマは

『利用者様とのコミュニケーションとチームケア』

という題材を参考文献を用いて行いました。

 

先ずはコミュニケーションについてです。

利用者様とのコミュニケーションにおいて大切なのは、以下の4点です。

・相手の感情(喜怒哀楽)に寄り添うこと

・相手の意見を否定せず、追い詰めた声掛けをしないこと

・声のトーンを大切にすること

・人生の先輩として配慮を心がけること

 

そして、コミュニケーションを重ねることで

少しずつ信頼関係を築いていきます。

そのヒントとなるのが、生活歴です。

生活歴の中から、誰もが輝いている時代があり

その輝いた時代を知り、教えて頂くことで

新たなコミュニケーションが生まれ、それが信頼関係に繋がります。

 

このコミュニケーションで大切なことを念頭に置きながら

利用者様と接することで、安心した生活を送って頂けるよう支援して

いきましょうと職員間で共有しました。

 

もう一つの題材の

『チームケア』については、職員間で信頼関係がなければ良いケアは

出来ないと考えます。

 

そこで、職員同士で『相手の良い所・すごい所を2分間で使える』

という研修を行いました。

 

その時の話の内容をお伝えします。

「〇〇さんの良い所は3点あります。1つは、介護記録がとても優しく誰が見ても

分かりやすく書かれていることです。2つ目は、利用者様の身体や表情の把握です。

その状況の応じてご本人が安心される声掛けをされていると思います。

3つ目は、対応が早い所です。カンファレンスで決まったことをすぐに

取り組んで、それを自分のものにしておられるところです。」

 

「私も〇〇さんの良い所は2つです。1つ目は、声のトーンがとても優しく、利用者様が

安心した表情をされていると思います。例えば、利用者の方が少し不安そうな表情を

されている時に、〇〇さんの声かけで表情が笑顔に戻られた様子だったのが印象的です。

2つ目は、介護記録がとても見やすいと思っています。ご家族も見やすくて良いだろうなと

いつも思います」

 

この内容を5分で考えて、2分で相手に伝えて頂きました。

 

お互いに「照れます・・」「恥ずかしいです・・」「そんな所まで見てもらっていたなんて、

とても嬉しい」という感想でした。

 

最後には、「お互いに褒めあうことで、より信頼関係が築けました」とのことです。

より一層チームケアが向上したと感じます。

 

このような研修を行いながら、利用者様へのより良いケアに努めてまいります。