令和５年度ご家族向け認知症ケア勉強会を開催しました。

令和５年度

 

今年度は、５年ぶりに開催した

『認知症ケア勉強会』。

目的としては、

ご家族に認知症を理解頂き、ケアを深めることでご本人を家族・職員で

支えていく重要性を伝える為に行いました。

 

内容としては、

令和５年６月『認知症の基礎知識・認知症予防』

令和５年８月『認知症の症状と対応方法・認知症リスクを予防するには』

令和５年１０月『高齢者の終末期・認知症リスクを予防するには』

と題して３回シリーズで開催し、延べ３５名以上のご家族にご参加頂きました。

 

５年前の勉強会以降、コロナウイルスで開催がしばらくできず、

当時から９割の利用者様が変わられました。

５年前同様にご出席いただいたご家族は１名でしたが

そのご家族からも

「前回の勉強会資料を復習してきましたが、今回の勉強会は新しい情報がアップデートされて

より詳しく学ぶことが出来ました」と言って下さいました。

 

そのほか、ご参加ご家族からは

「今まで母への対応を間違えていたなと思いました。

家族同士で信頼関係を保つ方法（ユマニチュード）を学んで実践してみると

今までと違う母の穏やかな表情にとても嬉しさを感じました」

「母はこんな視野の狭さだったんだと実感しました」

「飲み込みずらさや階段を降りる時の怖さも体験が出来て

相手の立場に立ってみないとわからないので、とても理解できました」

というご意見も頂きました。

 

また、ご家族同士で話し合いをして頂く場もあり、

「他のご家族と話が出来、とても良かった。また機会を設けて欲しい」

というご意見を多く頂きました。

 

３シリーズに分けて行った認知症ケア勉強会。

学んで頂いた内容を利用者様に接する際の良い機会となり

ますますお互いに信頼関係が築いていければと思います。

※認知症予防体操の様子や勉強会を説明している様子