萌だより
2022/3/11
出雲市介護サービス相談員様向け研修講師をしてまいりました。
令和4年3月1日(火)
先般、出雲市役所様にて
『出雲市介護サービス相談員様養成・現任研修』の
講師を承り、介護サービス相談員様に対して
以下のテーマで内容をお伝え致しました。
テーマ①施設サービスについての理解(グループホーム)
テーマ②事業所での身体拘束防止や認知症ケアの取り組みについて
テーマ①の内容では、
グループホーム萌の起源(生い立ち)やグループホームの定義を
当施設での例を踏まえながらお伝えしました。
また、認知症の種類や特性をお伝えする中で、
認知症グループホームでの生活や暮らしを動画や写真をお見せしながら
グループホームに大切な3つの繋がりとして
地域との繋がり・家族との繋がり・医療との繋がりを
ご説明しました。
テーマ②では、
認知症ケアとはどういうことか?をその時代に「これがケア」と言われた
1960年代~現在まで遡りお伝えしました。
また、ケアの原点である『パーソンセンタードケア』をお伝えする中で
認知症の方の気持ちを表す5枚の花びらを常に心の中に持って認知症ケアを行うことが
大切であり、その認知症ケアから生まれた当施設での5つの取り組みをご紹介しました。
身体拘束防止の取り組みは
もちろん原則禁止の中で
ご本人の希望やご家族-医療-市役所-施設職員が
全員同意の上で取り組んでいる内容を
お伝えしました。
90分間の講義でしたが
利用者様の作品や行事の動画、取り組みの動画をご覧頂き
グループホームの生活のご様子や利用者様の想いをくんで
どんな視点で職員がケアを行っているかを介護サービス相談員様に
少しでもご理解頂けたのではないかと思っております。
出雲市役所様におかれましては
この度講師という大変貴重な経験をさせて頂きまして
大変感謝申し上げました。
少しでもお役に立てていれば幸いです。
グループホーム萌