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萌だより

2022/4/11

【職員研修】施設での自立支援と認知症ケアについて学びました。

令和4年4月4月上旬

 

本日は、階層別研修中級者向けにて

『施設で行う自立支援と認知症ケア』について

参考書をベースに自施設に落とし込んで

学びました✎

①『困っている人』(物忘れ)にどう対応するか。

物忘れがあると戸惑いや不安を抱えて、困っていることをうまく伝えられなくて

イライラする利用者様が要る場合は、何に困っているのか不安なのかを

傾聴して寄り添うことで安心されるとのことでした。

当施設でもこれまで利用者様に中には、何度も不安な表情をして

居室から出られる方や忘れてしまって落ち込んでしまわれる方、

なかなかご自身の想いを伝えることの出来ない方がいらっしゃいます。

そこで、声かけを「どうされましたか?」とお聞きするのではなく、

「何かお困りのことがありますか?「心配なことがありますか?」と

お声かけすることで、声かけから寄り添う姿勢を持ちましょうと

伝えました。

②一緒に楽しむこと!!

当施設でも行事や企画を様々に行っていますが、

どうしても職員だけが盛り上がってしまうということがあります。

ご本人のストレスになる場合があるので、あくまでもご本人のペースで

参加してもらいます。その為にもご自分で「出たい」と決めて

もらいことも大切です。そして、職員が楽しむということも

大切です。そうすることで、職員と本人の間に一体感が生まれるそうです。

また、何より参加された際には「ありがとうございます」と感謝の気持ちを

伝えることも大切です。

 

③自信を獲得する。

身体機能や心理面での改善や向上によって「できた」ことを増やしていくと

自信を取り戻して笑顔も見られるようになります。

特に、ご本人と一緒に目標を立てると積極的に取り組みことができるということです。

当施設でも、

利用者様からお粥の方から「白ご飯が食べたい」という希望が以前よりあり

嚥下状態を医師や専門職と連携しながら白飯に変更した所、

ご本人が非常に喜んで下さったことや早く召し上がられていたのに

ゆっくり味わって召し上がられるようになったことなど利用者様と職員が

一緒に目標を立てて、達成することで信頼関係が構築できて

表情もより一層明るくなられたことを共有しました。

 

④ミラーリング、オウム返しの技法

前回の萌だよりでも行ったミラーリング、オウム返しの技法を

ホーム長や私が利用者様になりきって

中級職員と一緒に実践しました。

ミラーリング技法はすぐに習得できるものの

オウム返しはなかなか難しく

参加した職員からは「練習します💦」「経験を積み重ねていきます💦」と

言っていました(笑)

 

このように、研修を通して日頃のケアを見直しながら

お一人おひとりに寄り添ったケアを進めてまいります。