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萌だより

2021/7/31

高齢者の脱水症に関する研修を行いました✎

令和3年7月中旬

 

本日は、月1回行っております職員研修についてです。

今月は『高齢者の脱水症予防と対応』と題して行いました。

 

この所、新聞記事でも脱水症が60代以上で多くなっていると

掲載されていましたが、ご入所されている皆様もご高齢の為に

脱水症には十分気を付けなくてはいけません。

そこで、研修の目的としては、

脱水について医療面から根拠を知っておく必要があり

また、介護職として予防や対応を学んでおくべきということで

行っています。

 

内容は、

①脱水症とは?

②なぜ高齢者は脱水症になりやすいのか?

③脱水症の症状とサイン

④脱水を起こさない為の介護ケアのポイントと注意点

⑤治療法は何があるのか。

⑥グループワーク⇒①~⑤を学んだ上で、利用者様で脱水症のリスクがある方を

全員で話し合い情報共有した後に発表をする。

 

ここで、学んだ内容について簡単にご紹介します。

①脱水症とは、身体の水分と電解質(塩分)が少なくなった状態をいいます。

成人の身体には約60%が水分で出来ていますが、水分には体温調整や栄養、酸素を

運ぶ、老廃物を輩出するなどの役割があります。

②高齢者には50%しか水分を貯蓄することが出来ません。その為に

脱水症になりやすいとのことでした。それ以外にも、高齢者が脱水に陥りやすい点として

内臓の働きが低下したり、利用作用のお薬を服用していたり、持病(糖尿病)の方も

症状が起こりやすいそうです。また、認知症の症状のある方は喉の渇きを感じにくいことも

脱水症になりやすい傾向があるそうです。

④介護ケアのポイントとして、こまめな水分や室温管理、水分を拒否される方は

ゼリーやフルーツで水分を補います。

⑤治療法は、体内の水分に近い『経口補水液』が適しており、自作も出来ます。

 

以上の学びから、グループディスカッションを行いました。

グループディスカッションの内容としては、

実際に当施設の利用者様はどうかを

・現在内服されているお薬を確認し、脱水リスクのある方を把握する。

・普段から水分摂取の少ない方を介護記録から把握する。

把握した上で、脱水リスクのある方に対する水分量や飲んで頂くものを見直ししました。

職員からは、

「お薬を利用者様ごとに一覧にまとめると、その方が

利尿剤を多く飲んでおられる方かよく分かる」

「普段は、トイレが近くなるからと水分量が少ない方に

どうすれば摂取頂けるか、皆で話し合えば対策がすぐにとれる」

「医療面での理屈が理解できたので、利用者様の観察の視点が

広がった」という感想が挙げられました。

 

最後に、各ユニットでまとまった内容を発表してもらいました。

発表することで、各ユニットで知らなかったことや

他のユニットから違う視点で「こうすればよいのでは」と

アドバイスもあり、とても有意義な時間となった研修でした。

 

利用者様の安全と安心を今後も意識しながらケアに努めたいと思います。