萌だより
2020/8/03
スピーチロックの勉強会を行いました。
令和2年7月
職員全員で拘束について、
研修を行いました。
その研修内容を
お伝えします。
スピーチロックという言葉を聞いたことはありますか?
私たち介護職にとっては
利用者様との信頼関係の構築がもっとも大切ですが
その為には、コミュニケーションが非常に重要です。
そんな中で、ふと使ってしまう言葉により
利用者様の行動を抑制してしまうことを『スピーチロック』と言います。
つまり、言葉による拘束のことです。
例えば・・
「立ちゃダメ!」「座っちゃダメ!」「食べちゃダメ!」「なんでそんなことをするの!」
「〇〇してあげますよ」
他の方が近くにいるのに「トイレに行きますよ」「トイレに行きませんか」とお声かけすることが
特徴的です。
「トイレ」という言葉を他の方に聞かれると、嫌な気持ちになりますし、
「してあげます」という言葉は、自分では何もできないな・・とご本人の自信を奪いかねません。
まず、言葉遣いは『相手の心に届く言葉づかい』を念頭に置く必要があります。
その心に届く言葉の為にクッション言葉を活用することで
受け入れて頂けやすくなり、気遣いにもなります。
「お手数をおかけしますが」「いただけませんか」「よろしければ」
という表現に変えることで、お願いや断りなども雰囲気を和らげます。
私たち職員は、利用者様に快適に安全にお過ごし頂く為にも
クッション言葉を意識してお声かけをするように心がけます。
※研修の様子